平和エアテックでは、設備設計・施工管理から保守・メンテナンスまでを請け負っており、それを完遂できるすべての職能が社内に存在します。
平和エアテックにおける職種
設備設計・施工管理技士
設備の設計から現場担当者として安全・工程・品質・コスト等の管理を行い、現場に関わる設備の統括的な役割を担当します。
主な業務内容
工程管理 | 設備工事をおこなう上で、工期に間に合うようにスケジュールを組みます。 工期がずれてしまうことはよくありますが、その際の修正も仕事のうちです。 他業者と打ち合わせをおこない、作業の順序や段取りを現場事務所にておこなうのも施工管理の仕事です。 |
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図面の作成、材料の選定 | 設備工事を施工するための図面を作成し、使用する材料の選定をおこないます。 図面を作成するだけでなく、現場に出向いて細かい指示を出すこともあります。 毎日現場に出向くということは少ないですが、2週間~1ヶ月に1度くらいの頻度で現場に行く場合が多いです。 |
品質管理 | 施工中、または施工終了後に品質の基準を満たしているか、見て回ります。 最終的に現場を検査し、是正箇所がないかチェックをおこなうのも施工管理の仕事です。 検査は建築検査、消防検査など様々なものがあります。 |
大変なところ
完工後の全体像を考慮して図面を作成する必要があり、設計やツールの知識が必要。
作成後の修正は日常茶飯事で、図面を書き直すことも。
魅力なところ
お客様と二人三脚で仕事をしている感がある。
平面上だった自分の構想が、完工し形となったときにやりがいを感じる。
設備工事施工技術者
空調・冷凍冷蔵・給排水衛生・電気設備等の施工業務を担当します。
大変なところ
あらゆる施工技術を会得している必要があり、現場によっては活用できる技術・スキルが異なったりするため、慣れや経験がものを言う場面も多い。
魅力なところ
空調や給排水などといった設備工事は、施設にとって必要不可欠な設備であり、その設備施工のニーズはなくならない。
技術・経験を積むことで独立も可能になる。
設備修理・保守メンテナンス技術者
空調・冷凍冷蔵・給排水衛生等の修理・保守管理等の業務を担当します。
主な業務内容(空調・冷凍冷蔵・給排水衛生)
エアコンの故障診断及び修理 | 空調機が適正に動作しない(冷房・暖房が効かない等)時に、その原因究明と修理対応を行います。 原因にはガス漏れ・基板等制御部品の劣化、不良・圧縮機不良など色々あります。 原因を究明したら、それに対応した迅速な修理業務を自社にて実施します。 |
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温度測定 | エアコンの「吸い込み温度、吹き出し温度」などを確認していきます。 エアコンは空気中の「熱」を冷媒が運搬することで温度調節を行なっていますが、冷房の時に室内機からはちゃんと冷たい空気が出ていて、室外機からは熱を含んだ暖かい空気が吹き出されているか? 暖房の場合はその逆で、室内機から暖かい空気が出ていて、室外機からは熱を室内に運んだ後の冷たい空気が出ているかを確認します。 万が一夏場に室外機から冷たい空気が出ている場合は、うまく熱の運搬ができていないと判断できるので空調メンテナンスの対象となってきます。 |
ガス漏れ、水漏れ確認 | エアコンは、配管の中を通っている「冷媒(フロンガス類)」が熱を運搬することで空気の温度を調節していますが、その冷媒が配管から漏れていないかを確認します。 近年「フロンガス」の制限が世界的にかなり厳しくなってきており、日本でもフロンガスは資格を持っている人でないと処理などをすることができません。 フロンガスが万が一配管から漏れ出ていると、エアコンが効かなくなるというのはもちろん、オゾン層の破壊などの環境破壊につながってしまう恐れがあるため、空調メンテナンスをする際は特に注意しないといけないポイントの一つです。 水漏れも、空気を冷やす際に結露が起こって室内機や室外機に水が発生するのですが、その水が流れる構造に故障が生じてしまうと水漏れが発生し、エアコンの故障に繋がってしまいます。 水漏れを放置すると床が水浸しになるなどの恐れもあるので、空調メンテナンスをする際は必ず確認していきます。 |
フロンガスの圧力測定 | 配管内のフロンガスが適切な圧力で注入されているかを確認する作業で、もし圧力が強いと配管の破損に繋がったり、逆に圧力が低いと熱の運搬を上手くすることができなくなり、エアコンの効きが悪くなってきてしまいます。 ちなみに現在「フロンガス」は業務用エアコンでしか使われていないんですが、業務用エアコンでも「代替フロンガス」が使われるようになってきています。 代替フロンガスはフロンガスよりもオゾン層破壊の作用は少ないものの、「温暖化」の原因になってしまう温室効果ガスなので、こちらも資格がないと扱うことができません。 |
配管温度の測定 | 配管温度に問題がある場合は配管の破損につながる恐れがあるので、冷媒の圧力を確認して注入し直すなどしたり、配管部分の補修などを行なっていきます。 |
主な業務内容(電気設備)
盤内清掃 | 埃や塵といった汚れは電気抵抗を下げる原因となるため、細かいところまで徹底的に清掃をする必要があります。 同時に、盤内の設備に異常がないかを目視や触診で点検します。 数万ボルトの電気が通っていた場所を清掃することもあるので、検電、放電、設置などの安全管理を行います。 |
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保護継電器試験 | 電気設備には、異常な電気や故障を検知する役割があります。
それが正確に動作しているかを確かめるために、意図的に異常な電圧や故障を発生させるのが、保護継電器試験になります。 試験器と呼ばれる特殊な機器を用いて異常電圧を発生させ、動作した電圧や時間などを測定します。 試験器を扱うには、交流回路や位相などといった電気的な知識が必要とされます。 異常があった場合は、図面を読んで原因を突き止める必要があるので、図面を読めるスキルも必須と言えるでしょう。 また、あまりに過度な電気を発生させてしまうと、一瞬で電気設備を焼損させる事があります。 そのため、素早くかつ正確な試験を行える人が求められます。 |
保護連動試験 | 電気設備点検は、それぞれの役割を持った人達が多岐にわたる点検を行います。 それらが全て終わり、設備を元の状態に戻した状態で行われるのが保護連動試験になります。 電気設備は異常を検知すると、それに連動して機器が遮断されたり、ブザーを発報させたりします。 それらの動作が確実に行われているのかを確かめるのが、保護連動試験です。 この試験自体にそこまで多くの知識は必要ありませんが、もし異常があった場合、その異常がどこで、何を原因として発生しているのかを突き止める必要があります。 そのため、基本的には、保護継電器試験を行えるレベルの知識と経験を持つ人が行います。 |
平和エアテックの有資格者一覧
建築設備士 | 1名 |
工学会設備士 | 2名 |
一級管工事施工管理技士 | 9名 |
二級管工事施工管理技士 | 5名 |
一級冷凍空気調和機器施工技能士 | 10名 |
二級冷凍空気調和機器施工技能士 | 2名 |
冷凍空調基幹技能者 | 3名 |
第二種電気工事士 | 6名 |